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年間14.4万時間削減と生産性45%向上を実現したAI・RPAでの業務自動化
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年間14.4万時間削減と生産性45%向上を実現したAI・RPAでの業務自動化

AIが業務を変え、働き方が人を変える。
三井住友海上の「全員総活躍」を実現する全社DX。

業種
金融・保険業
企業名
三井住友海上火災保険株式会社
背景
持続的な成長を実現するため、競争力の源泉である「人財」を強化する戦略が求められていた 。経営トップが「限られた時間で生産性高く働く」ことを方針として打ち出し 、社員全員が活躍できる環境(全員総活躍)の実現 と、業務効率化による生産性向上が課題となっていた 。特に営業部門や本社部門では、外部からの照会対応業務の軽減などが求められていた 。
活用内容

経営ビジョンの実現に向け、「全員総活躍」と「生産性の向上」を目的とした全社的なプロジェクトを推進 。

プロジェクトは、AI・RPAの技術的導入と、全社的な働き方改革の制度導入の二軸で実行された。

  1. AI・RPAによる業務自動化業務効率化のため、AIおよびRPA(ロボットによる業務自動化)を導入 。AIは、営業部門や本社部門における外部からの照会応答業務や、大量データからの情報抽出作業に活用された 。また、経理や保険金支払い部門などの特定業務にRPAを導入するとともに、エクセルVBAを活用したロボットを約400個以上開発し、業務の自動化を図った 。
  2. 働き方改革の推進と浸透経営トップの強力なコミットメントのもと、「遅くとも原則19時前の退社」ルールを全社で施行 。これを実現するため、「業務棚卸しシート」や「退社時間宣言ツール」といった具体的なツールを全社員に配布し、業務の見直しを促した 。同時に、全社員に仮想デスクトップ型PCを配備し、在宅勤務を本格的に推進した 。さらに「働き方改革推進チーム」を新設し、社内衛星放送やポータルサイトを通じて好事例を共有し、改革の浸透を図った 。
実績・効果
1人当たり生産性45%向上と年間14.4万時間の業務削減を実現。

導入事例の詳細

  • 労働時間削減(RPA等): RPA(ロボットによる業務自動化)およびエクセルVBAの活用により、約1,200時間/月(14.4万時間/年)の労働時間削減を実現した 。
  • 残業時間の削減: 「遅くとも原則19時前退社」ルールの導入により、残業時間を10%削減した 。
  • 1人当たり生産性: 1人当たりが取り扱う収入保険料は、2010年度から2016年度の間に45%増加した 。
  • 女性管理職比率: 女性活躍推進施策により、女性管理職比率が2.1%(2013年度)から6.6%(2017年度)に増加した 。
  • 在宅勤務の推進: 全社員への端末配備により、在宅勤務利用者が(取組前の数名/年から)延べ1,800名以上となった 。
  • 顧客満足度: 契約時の会社推奨度は93.2%、保険金支払いに関する満足度は96.1%(自動車保険)など、高い水準を維持した 。

参照リンク

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